【ネタバレ】ファンタズミック!@TDS 初見レポ
興奮を抑えきれず、初日公演を会社帰りに観に行ってきました。
↑開演10分前のハーバーの様子です。
初日の観賞場所は、ミッキー広場の後方、カフェ・ポルトフィーノの入り口付近。
TDSに到着できたのがショー開始の15分ほど前だったので、後方から眺めるしかなく、
クリアな視界ではなかったために、把握できていないところもありますが、
初見の感想を一言で言えば、感動。
それしかありません。
初日公演終了後、Twitterなどでは賛否両論、意見が真っ二つ!という感じでしたが、
私は感動しましたよ。
ということで、初見と2回目(翌4/29も観賞)の2回分の感想を
ショーのあらすじとともに、だらだらと綴っていきたいと思います。
冒頭のシーンで最もインパクトが大きかったのは、ハーバーの中央にそびえるマジカルハット。
ショー開始とともに、ニョキニョキと伸びて、てっぺんにミッキーが登場します。
暗闇の中に台形型の物体があり、それがニョキニョキと伸びる・・・
そう、あのキャンドルライト・リフレクションズの水上ツリーを彷彿とされる動きです。
それだけでじわっと興奮してしまいました(苦笑)
で、このマジカルハット。
これが日本版ファンタズミック!のキーになっていて、
ここに様々な映像が映し出されることでショーが展開していくんですね。
水上ツリーの比でないくらい、LEDライトが高密度に取り付けられております。
おもわず声をあげてしまったのはこのシーン。
てっぺんのミッキーがハット内に沈んで行ったと思ったら、映像として現れ、
ミッキーの手から花火が上がる(ように見える)のです。
再びてっぺんに登場したミッキー、今度は魔法の箒たちを従えて、指揮。
あの「ファンタジア」のシーンの再現です。
これはリリースのコンセプトアートにも使われていたシーンで、
どう表現するのか・・・と考えていたものですが、こうきたか、という感じ。
マジカルハットが完全には直線の三角形にならないことを活かしてなのか、
箒たちがマジカルハットをらせん状に上がっていくのが、また良い。
場面は転換して、ここからディズニー名作劇場が始まります。
とにかくいろいろな映画のシーンが、中央のマジカルハットやウォータースクリーン、
バージによって表現されます。
印象的だったのは、ウォータースクリーンに映し出されたニモとスクワート、クラッシュ。
そしてライオン・キングの夕陽のシーン。
ライオン・キングが登場するのはちょっと意外でした。
映像のみならず、プンバァやシンバなどがバージに乗って登場するのにもビックリ!
曲も“I Just Can't Wait To Be King”なので、「あれ、ジュビ・・・・!?」かと(苦笑)
さらに意外だったのはスティッチ。
登場はあるとしても、単独1シーンが用意されているとは。。
押しますね、スティッチ。
(超個人的な意見ですが、ファンタズミック!がファンタズミック!らしからぬ、
と思われる所以は この2つのシーンに集約されると思います。)
話をもとに戻しまして。
今回TDSにファンタズミックが持ち込まれるにあたり、
気になっていたことの1つが、ウォータースクリーンをどうするのか。
その解決策はこちらだったようです。
風船型スクリーン、とでも呼べば良いのでしょうか。
この後に続く、アラジン、そしてプリンセスのシーンでは、バージ上の球体スクリーンに
映像が映し出され、ショーを盛り上げています。
観賞場所が遠かったので、死角があるのかがわからなかったのですが・・・。
どうなのでしょう?
プリンセスのシーンでは、マジカルハット上にシンデレラが登場します。
他のプリンセスは、ここでは映像のみでした(私の見える範囲では)
プリンセスが登場した後は、お約束のようにヴィランズタイム。
マジカルハットの後方から、魔法の鏡が出てきて、
ミッキーが世界一の魔法使いは誰?と訊ねると・・・
ミッキーは鏡の中に引きずり込まれてしまいます。
ウィックド・ウィッチに笑われ、アースラ様には「ちっぽけなねずみ」と呼ばれ、
夢を引き裂かれそうになるミッキー。
でも、なぜかあっさり「あーびっくりした」と帰ってきます(笑)
そこへ、すべての悪の支配者、マレフィセント様がお出でになり、ドラゴンに変身。
ミッキーは勇敢に立ち向かい、見事ドラゴンを倒します。
と、この流れはオリジナルのFANTASMIC!と同様なのですが、
ちょっとあっさりしすぎてしまっているのが残念。
一番の見せ処なのに~ぃ・・・!とハンカチを噛みたくなってしまう。。
さて、ショーはいよいよクライマックスへ。
ドラゴンを倒し憔悴しきったミッキーをティンカーベルが起こすと、
そこにはバージに乗ったたくさんのディズニーキャラクターが。
そういえばここがTDS版ファンタズミック!の一番の関心事だったんですよね。
(ショー中は忘れていました・・・苦笑)
オリジナル版では、たくさんのキャラクターを乗せたマークトウェインを
蒸気船ウィリーのミッキーが操縦する、そこに何とも言えぬ感動があるのですが、
マークトウェインをTDSに走らすのはたぶん無理だろうし・・・
といろいろ考えていたのですが、普通にバージでしたね。。
ちなみに、バージ上に確認できたのは、ミッキー、ミニー、プルート、白雪姫、王子、おとぼけ
ドナルド、デイジー、グーフィー、チップ&デール。
私の観賞場所からだと、バージはほとんど見えなかったので、これ以外にもいたかもしれません。
フィナーレではミッキーが再びマジカルハット上に現れ、「イマジネーション!ハハッ!」
この衣装、ステキです。
終演後のマジカルハット。
キャンドルライト・リフレクションズのときのように、
閉園までこのままにしておいて欲しいなぁ・・・。
ということで、「凄いっ!」というところと、「あれ~??」というところが混在してはいるものの、
ポイント的には「凄いっ!」の方が優っていて、総論=感動というところに落ちついたのが、
初見の感想でした。
まぁ「否」の方もわからなくもなく、アメリカのスケールや構成に比べるとどうしても・・・
という部分があることは否めないですが、そこは比べちゃソンソン!
最初から別物として観賞するのが極意だと思います。
本家大元を越えるのは当然、並ぶわけもないのですから。
これからの悩みはただひとつ。
「次、どこで観よう・・・」
※まだ2回しか観賞しておらず、記憶と写真を頼りにレポを書いたので、
間違っているところがあるかもしれません。
コメントやTwitter等でご指摘いただければ幸いです。